こんにちは。
大阪・堀江サッカー専門パーソナルトレーニングスタジオ Lograr(ログラル)の相良です。
今回は、「得点パターンを増やしたい」という20代女子サッカー選手のパーソナルトレーニングの一例をご紹介します。
当選手は、相手の背後に抜け出すかセンタリングにニアで合わせて得点するのが8割くらいの得点パターンで、最近は中盤などでもプレーしていることもあってミドルシュートなどの得点バリエーションを増やしていきたいということを話していました。
シュートはほとんど右足ということで、
「左足を振るときは、軸足を踏み込んだ時点で軸足に身体が乗り切らない(身体が外に逃げる)感覚とお尻が下がる感覚がある」
と仰っていました。
左右のキックモーションなどを確認すると、左足を振るときは軸足を踏み込んだ状態で固まっている部分がありリラックスして足を振れていない状態だったので、パーソナルトレーニングでは重心移動と足の振りをスムーズにするようなトレーニングを中心に実施しました。
幾つかトレーニングを実施したところ、
「最初の時より全然いいです!」「軸足にしっかり乗れている感覚があります!」「良い感覚です」
という言葉をしきりに口に出していました。
「今まで1番気持ちよくボールを蹴れたときの感覚って、覚えていますか?」ということをスタジオで聞くことは多いですが、
良いシュートやキックを蹴れているときの感覚は足に力をめちゃくちゃ入れているときではなく、自然と力が抜けていてリラックスできていてボールにロスなく力が伝わっている、全身で蹴れているような感覚だという選手が多いです。
軸足を踏み込んだ時点で力み過ぎている部位があれば、ボールに力が伝えづらくなりますが、身体の動きをスムーズにして苦手な動作を減らしていくことで、左右同じようなモーションでシュートを蹴れるようになっていきます。(クロスやセンタリングのパターンを増やすことにも活用できます)
このように、プレー中の動きを制限している”動きの固さ”を明確にして、身体をスムーズに動かせる範囲を増やしていくことで、プレーの課題が改善されていくことは多々あります。
当選手でいうと、左右同じようなキックモーションを出来るようになることで相手からより選択肢を絞られづらいプレーができるという感じです。
スタジオに通っていただいている選手からも、
「以前は力が入り過ぎる感じがしていたんですけど、前よりもシュートの感覚は良くて、ミートも良くなっています。」
「手首のケアをしてから明らかにキックの質も変わっていることを実感しています。」
というお声をいただいているので、
当選手のように足を振る動作で違和感があったり、硬さや力みを感じながらプレーしていることで悩んでいる選手は、ログラルの個別レッスンが1つのきっかけになると思いますので是非スタジオまでお越しください。
相良郁実
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