こんにちは。
大阪・堀江サッカー専門パーソナルトレーニングサポート「Lograr」の相良です。
今回は、安定したパフォーマンスを試合で発揮する方法について解説していこうと思います。
- 好不調の波が激しくてパフォーマンスが安定しない
- パフォーマンスが安定せずスタメンに入ってもすぐに交代してしまう
というような悩みを抱えている選手は多いです。
この記事を読んでいるあなたも「調子の波が激しくパフォーマンスが安定しない」ことに悩んでいるのではないでしょうか。
僕のところにも、パフォーマンスが安定させたいというような相談は増えてきております。
特にシーズン中は、過密日程の中で十分な休息が取れていない選手がほとんどです。
そういった状況の中で、いかに高いパフォーマンスを発揮できるのか、そのパフォーマンスを毎試合発揮するためにはどうすれば良いかということを考えながら練習に励んでいると思います。
パフォーマンスが安定しないと悩んでいる選手の多くは、常に良いプレーや最高のプレーを発揮することを意識して練習に取り組んでいると思いますが、それだけでは調子の波はコントロールできません。
調子を安定させるために最高のパフォーマンスを追求することも大切ですが、身体のコンディションの基準を高めることが重要になります。
どういうことかというと、パフォーマンスが安定している選手は調子が良いときと悪いときの差が少ないという特徴があります。
この好不調の差を小さくするためには、身体の硬さや違和感といった身体の変化に気がつくことができるように身体のコンディションの基準を上げていくことが必要になるということです。
この基準が高ければ高いほど、些細な身体の変化を感じることができるようになります。
では、どうすればコンディションの基準を高められるかというと・・・
日々、自分自身で身体の状態をチェックできるようなセルフワークを取り入れるということがポイントになります。
選手自身が身体の変化を早く察知できるようになるには、身体の動かしやすさや硬さを日々確認できるような指標が必要になります。
身体の状態を毎日確認することで、硬さや違和感というような問題が起きても不調につながる前に対処できるようなるので、身体の調子を自分自身でコントロールできるようになります。
また、自分自身の身体の状態を把握しておくことで“身の丈にあったプレー”を選択できるようになり、調子がよければミスしなかったというようなシーンを減らすことができます。
今回は、自分の身体の状態を確認するためのトレーニングをご紹介します。
この動きは、股関節を前後に開いている状態で、上半身がどれだけ柔軟に動かせるのかということをチェックするトレーニングです。
前側の足の位置をずらさずに、上半身を捻って「かかと」が見えるかをチェックする動きになりますが、上半身や股関節に硬さがあると「かかと」を目視することはできません。
このようなワークを取り入れることで、その日の身体の状態であったり、身体の些細な変化を把握できるようになります。
小さな変化を感じ取れるようになることで、調子を落とす前に身体の状態を整えることができるようになり、その結果「安定したパフォーマンスを発揮できる」ようになります。
このように、調子の波やパフォーマンスを安定させるためには身体の硬さや違和感といった些細な変化を感じ取るとることが重要であり、そのためには日々チェックできるようなセルフワークを取り入れることが有効であるということでした。
調子の波が激しいときほど、プレー面に意識が向くと思いますが、プレーを発揮する土台の身体の状態が良くないと自分の思い通りのパフォーマンスは発揮できません。
身体の状態に目を向けることで未然に不調を防げるケースは多いので、パフォーマンスを安定させたい、調子の波をコントロールしたいという選手は、身体の状態をチェックできるようなセルフワークを取り入れてみてください。
相良郁実
追伸
Lograr のトレーニングサポートでは、あなたが感じているプレーの課題や悩みに対してプレーの土台である身体の癖や身体の動かし方、使い方を分析することで効率的にその課題が解決できるようなサポートを実施しております。
直接指導を受けて「自分にとって最適なトレーニング方法を教えてもらいながら一緒に成長したい」という方はLograr のトレーニングが手助けになると思いますので是非一度トレーニングを受けに来てください。
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