こんにちは。
大阪・堀江サッカー専門パーソナルトレーニングサポート「Lograr」の相良です。
以前、力強いシュートを打つためには「みぞおち」の動きを引き出すことが大切という話をしました。
今回は、身体に力が入ってしまい“イメージ通りのシュートが蹴れていない”という選手の悩みを改善する方法について解説していこうと思います。
「身体全体に力が入りすぎて強いシュートが蹴れない・・・」
「シュートを蹴る際に力が入りすぎていると言われる・・・」
このように、シュートをする場面で身体に力が入り過ぎてしまい“イメージ通りのシュートができない”という相談を受けることがあります。
「力を抜いて!リラックスして!」というように言われて、力を抜くことを意識するとボールに力が伝わらなくなってしまう・・・
という経験をしたことがある選手も多いのではないでしょうか。
そもそも、「力み」がなぜ良くないのかというと・・・
身体に無駄な力が入っていると、ボールに伝えたい力が逃げてしまうんですよね。
無駄な力が抜けていると、全身の連動性が高まり、ボールを蹴るインパクトの瞬間に力を集約しやすくなるのでより楽に強いシュートが蹴れるようになります。
また無駄な力が抜けていることで、身体が自由に動かしやすくなり、イメージした通りに身体を動かす操作能力も高まるのでボールコントロールの精度も上がります。
パワーだけでなく、コントロールの精度も高めることができれば、思い通りのシュートを蹴れるようになり決定力を高めることにもつながります。
どうすれば、力まないシュートフォームを獲得できるかというと・・・
足の動かし方、足の振り方を変えることがポイントになります。
どういうことかというと、足を振るという単純な動作で無駄な力が入っていると、シュートを蹴るようなシーンで力を抜くことは難しくなるので、自然に足を振る感覚を掴むことで力みのないシュートフォームの土台を作ることができるのです。
なので、今回は足の振りを楽に大きくするトレーニングを紹介します。
この動きは、力みのない足の振り、シュートフォームを獲得するためのトレーニングです。
股関節ではなく、みぞおちが足の付け根というように意識、イメージすることで、足のリーチが長くなり自然に力の抜けた良いフォームで足を振ることができるようになります。
このように、イメージ通りのシュートを蹴るためには、無駄な力を抜いて足を振るという感覚を身につけることが必要になります。
そのためには股関節ではなく“みぞおちから足が伸びているイメージ”を持って足を振る、動かすということが重要になるということです。
イメージ通りのシュートが蹴れるようになると、シュートの精度も高まるので決定力を高めることにもつながります。
身体に力が入ってしまって決定的な場面で得点ができないと悩んでいる選手は、まず身体の動きを修正することから実践してみてください。
相良郁実
追伸
Lograr のトレーニングサポートでは、あなたが感じているプレーの課題や悩みに対してプレーの土台である身体の癖や身体の動かし方、使い方を分析することで効率的にその課題が解決できるようなサポートを実施しております。
「自分にとって最適なトレーニング方法を教えてもらいながら一緒に成長したい」という方はLograr のトレーニングが手助けになると思いますので是非一度トレーニングを受けに来てください。
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