「しなやかなさ」を身につけたい、サッカー選手に必要なトレーニングとは?

TR52 トレーニング

「しなやかな動き」を身につけたいサッカー選手は多いです。

しなやかで柔らかい動きは、流動的なサッカーのようなスポーツで動きの多様性を生み出しプレーの選択肢が増えることに繋がります。
力と力の勝負では勝機が見出せない局面でも、柔らかい動きで相手の衝撃を吸収し方向転換に利用するなど『動きの幅』を増やすことで勝機を見出すことができます。

ですが、どんなトレーニングをすればいいか分からないいう悩みの方も多いのではないでしょうか?

今回は、「しなやかさ」を身につけたい選手が実践できるトレーニングをご紹介します。

しなやかな動きを獲得するメリット

サッカー選手が、「しなやかな動き」を獲得するとどのようなメリットがあるのでしょうか。上記で述べましたが具体的に解説していきます。

しなやかな動きは、『プレーの選択肢』を増やします。

しなやかな動きを獲得するメリットは、動きの幅をつくりだし、プレーの選択肢を増やし局面を打開する動きに繋がることです。

  • 狭いスペースの中を突破する
  • 相手からプレッシャーを受けたときにも自分のスペースを作り出す
  • 相手のタックルを吸収し次の動きにつなげる
  • トップピードを保ちながらバランスを保持する
  • トップスピードを保ちながら身体を相手の前に入れられる
  • 相手からのプレッシャーをいなす

あくまで一例ですが、「しなやかな動き」はサッカーの動きの様々な局面で活かすことができます。柔らかいしなやかな動きは、局面を打開する突破口になります。

「しなやかなさ」を獲得するためには?

まず大前提として、

柔軟性を高めるだけでは、しなやかな動きは獲得できない

という部分が重要になってきます。

柔軟性を高めることは必要ですが、それだけで「柔らかい動き」には繋がりません。柔軟性は必要ですが「しなやかさ」を身につけるトレーニングはより高度に発展させる必要があります。

しなやかさを獲得するためのトレーニングの優先順位
  1. 柔軟性を高める
  2. 複雑(高度)な柔軟性を高める
  3. さまざまな動きの中で柔軟性を発揮するトレーニング
  4. 身体が固まりやすい環境の中で柔らかい動きを身につける

<STEP1 柔軟性を高める>
柔軟性を高めることは必要です。
さまざまな動きの土台となる部分なので優先順位は高いです。


<STEP2 高度な柔軟性を高める>
その上で、より複雑な柔軟性も獲得する必要があります。
「股関節が柔らかい」から「どのような条件でも股関節が柔らかい」というように複雑な条件下でも意図した動きが発揮できるように目指します。


<STEP3 動きの中で柔軟性を発揮する>
「静的な動き」から「動的な動き」に切り替えたときにも、動きがスムースに実施できる状態を目指します。


<STEP4 身体が固まりやすい環境の中で柔らかい動きを身につける>
身体が固まりやすい環境の中でも「柔らかく動ける」選手がトップ選手の共通項の一つです。バランスが崩れそうな状態でも柔らかく動けるように目指します。

このような順序でトレーニングを組み立てます。
選手によって方法は様々ですが、柔軟性を高めることは手段で、サッカーで使える動きにつなげていくことが重要になります。

まとめると、

柔軟性を高めう。
その柔軟性をより高度に。
複雑な条件、身体が固まりやすい条件でも「柔らかく動ける」状態を目指そう。

トレーニングの紹介

具体的に、どのようなトレーニングをするのか。
上半身の柔軟性と動きづくりが重要になるので、一つご紹介します。

このトレーニングは、上半身の柔らかい動きをつくりだすトレーニングの一例です。

複雑な動きをしていますが、まずは大きく横に振ることから実施します。

手順
  1. 胸の前に手を合わせてセットします。
  2. 胸-手の関係を変えないまま「胸周り」を1つのユニットとして動かします。


胸が横を向いているかという柔軟性に加えて、目線やへその位置を意識してコントロールすることで「複雑な柔軟性」を獲得するためのトレーニングとなり、動きの中でそれらを要求するので「動きのなかでの柔軟性発揮」にも繋がります。

トレーニングは身体の反応を伴いながら理解していく方が習得が早いです。
理由は身体の反応、微修正を頻繁に行えるからです。

このように、「しなやかさ」を獲得するためには柔軟性を高めるだけでなく、その柔軟性を動きにも落とし込んでいく必要があります。何度も繰り返しますが柔軟性を高めるだけでは不十分です。



サッカーで使える「しなやかな動き」を獲得するためには、

柔軟性を高めう。
その柔軟性をより高度に。
複雑な条件、身体が固まりやすい条件でも「柔らかく動ける」状態を目指そう。




「柔らかいしなやかな動き」を獲得したい選手は是非参考にしてください。

相良郁実

《出張予定》
1/20 東京出張トレーニング 残り1枠(9:30-11:00)

追伸

さまざまな外的要因がある中で身体が反応する必要があるので「しなやかな動き」が試合で発揮されるまでは時間がかかります。時間がかかるからこそ取組むスタートのタイミングが鍵となります。

Lograrのトレーニングを本格的に導入したい選手は下記からお問合せください。