こんにちは。
大阪・堀江サッカー専門パーソナルトレーニングサポート「Lograr」の相良です。
今回は、スピードに乗ったまま相手を抜き去るドリブルの方法について解説していこうと思います。
当サロンでも
- ドリブル突破をしてもすぐに追いつかれてしまう・・・
- ドリブル突破するときにスピードが減速してしまう・・・
という相談をよく受けます。
ドリブル突破といっても必要な動きはいくつかあるのですが、僕のところにトレーニングを受けにくる選手でドリブル突破できない要因で多いのが「柔らかい動きができない」という問題です。
「しなやかな身体の動き」という方がわかりやすいですかね。
スピードを減速することなくドリブル突破できる選手は、「しなやかな身体の動き」を利用して、相手の力に対抗するだけでなく、力を吸収しそのまま加速や方向転換につなげることが自然にできています。
要するに、「しなやかな身体の動き」を利用することでスピードに乗ったまま相手を抜き去ることができているということです。
では、「しなやかな動き」を獲得するためにどのようなトレーニングをすればいいのか具体的な方法を解説していきますね。
大前提として、『柔軟性を高めるだけでは、しなやかな動きは獲得できない』ということを理解しておく必要があります。
柔軟性を高めることは必要ですが、「しなやかさ」を身につけるためには、柔軟性を高めることからトレーニングを発展させていくことが重要なポイントになります。
具体例をご紹介します。
<STEP1 柔軟性を高める>
まずは、身体の中心部分に近い股関節周りの硬さを改善するようなワークを入れて柔軟性を高めることから始めます。
そもそもの柔軟性がないと「しなやかさ」というものは発揮しづらくなるので、まずは股関節周りの柔軟性から取り組むことが必要になります。
<STEP2 難易度を上げて柔軟性を高める>
股関節周りの硬さを改善するようなメニューだけでは、しなやかさは獲得できないので、「股関節」と「上半身」を同時にストレッチするようなトレーニングを取り入れます。
このように、「しなやかな動き」を獲得するためには股関節のストレッチだけでなく、より難しい上半身と同時にストレッチするような動きも取り入れることが有効になります。
そのためには、まず土台となる柔軟性を高めることが必要で、その上でより難易度の高い柔軟性を獲得するというステップを踏むことが重要になります。
ドリブル突破するときにスピードが減速してしまうというような悩みを抱えている選手は、是非取り入れてみてください。
相良郁実