サッカー選手が、“背骨の動き”を高めるメリットとは?

TR47 トレーニング

サッカー選手に必要な柔軟性という観点では、身体の中心ゾーンの柔軟性が必要だということは少し前の記事でも紹介しました。

サッカー選手が柔軟にすべき部位

身体の中心部分には小さな関節がたくさんあり、それらの関節が少しずつ動くことで結果的に大きな動きが得られます。小さな関節が動くことのメリットとしては、パワー、スピードの向上、ストレスの分散です。

より強く、より速く、動くためだけでなく、それらの動きを繰り返しても疲れづらい状態をつくるために身体の中心部分の柔軟性を高めることは重要になります。

背骨の動きがパフォーマンスの鍵を握る

サッカー選手の、パフォーマンスを左右する身体機能の一つが「背骨の動き」です。

背骨は1つの大きい骨ではなく、小さな骨が積み木のように重なり脊柱を構成しています。その小さな骨の連結部分が関節となるため、背骨の重なり合っている部分には小さな関節の動き(可動性)があります。

パフォーマンスを高めるという観点では、この小さな動きを発揮できるかというところが重要になります。

背骨を一本としてしか動かせない選手と、背骨をバラバラに使える選手。動きの幅や動きの選択肢、多様性を獲得するには後者の背骨をバラバラに使える必要があります。

背骨の動きを高めるメリット

  • 大きな力を相手に伝えられる
  • ハイスピードを発揮する下部構造になる
  • コンタクト時の衝撃緩衝
  • 疲労の蓄積を分散(ストレスの分散)
  • 相手に悟られにくい動きにつながる
  • 肋骨や肩甲骨の動きを引き出す

などなど。

背骨の動きを獲得することはサッカー選手にとって大きなメリットになります。対人競技で多様な動きが求められる中で、「動きの引き出し」の源でもあるのが背骨です。

サッカーにおけるパワー発揮

背骨の動きを高めるメリットの中から、一つだけピックアップします。

「大きな力を相手に伝えられる」というメリットです。

背骨は、パワー発揮の力源になります。身体の中心部分の動きが増幅することでパワーが増大するだけでなく、力源が相手に感知されにくいので小さな力で大きな力を伝えることも可能になります。

サッカー選手にとって、パワー発揮に関する最大のメリットは多様性です。
試合中はどのような体勢でも高いパフォーマンスを発揮することが求められます。自分がパワー発揮しやすい身体の状態でなくても大きな力を相手に伝えるのであれば背骨の動きは必須になります。



このように背骨が捻れていても大きな力を出せるように。

逆に大きなパワーを発揮できる選手でも、背骨の動きが乏しければ相手に力を伝えられずパワーが半減することもあります。小柄な選手であっても、マッチアップする相手が大柄な選手のパワー発揮が苦手な身体的エリアでは勝機があるということです。

なぜなら、背骨が大きな力を生み出す力源になるから。

背骨の動きが乏しい選手は、身体を捻った状態で余裕がなくなり大きなパワーを発揮できません。サッカーでは背骨に捻りのかかるシーンが多いです。だからこそ背骨の動きを高めることでプレーの選択肢が格段と増えます。

要するに、サッカー選手のパフォーマンスを高める上で背骨の動きに関わることは避けて取れない部位であり、背骨の動きについて精通することは大きなアドバンテージになります。

パワー発揮が持ち味の選手であれば、より小さな力で大きなパワー発揮を、小柄な選手であれば大柄な選手と対等に戦えるフィールド(エリア)を作りだすことに繋がります。

試合で活躍するための準備は、沢山あります。

背骨の動きを高めることも、試合で活躍するための準備になります。

相良郁実

追伸

当サロンの契約選手も12月からシーズンオフになり、来シーズンに向けた自主トレが始動しています。来シーズン年間を通して活躍し続けられる身体作りの準備は数多くあります。来シーズンに向けた準備を共にしたい選手は下記よりお問合せください。

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