こんにちは。
大阪・堀江サッカー専門パーソナルトレーニングサポート「Lograr」の相良です。
- あの場面でドリブル突破できていれば…
- ボールキープは得意なのにドリブル突破は苦手…
あなたも、このような経験したことがあるのではないでしょうか。
サッカーでは、個人の力で局面を打開する能力が要求されます。
「1対1の強さ」がそれにあたりますが、小柄な選手だと体格の大きい選手を相手に突破することが難しいと感じている選手も多いと思います。
なので、今回はドリブル突破を武器としている、小柄なサッカー選手に共通する「身体の使い方」について解説していきます。
ドリブルというと、足元の技術(テクニック)に注目が集まりますが、それ以上に重要な要素が組み合わさっていることをご存知でしょうか?
ボールタッチの技術が必要なことははいうまでもありませんが、それだけでは十分といえないのです。
どういうことかというと、
ドリブル突破をするためにはボールタッチの技術と同等かそれ以上に、身体をスムーズに動かす”身体の動き”が重要になります。
ガチガチのロボットような動きでは相手を抜き去ることは困難だということは想像できますよね。
なぜ、ガチガチのロボットのような状態であれば突破できないかというと「動きが硬くなる」からです。
動きが硬くなれば、身体を動かすスピードが遅くなり相手に次の動作が読まれてしまいドリブル突破が困難になります。
ドリブル突破が得意な選手には、このような特徴があります。
- 動き出し(特に一歩目)のスピードが速い
- スピードを落とさずバランスを保持できる
- 上半身のしなやかな動きができる
小柄でドリブル突破が得意な選手は、フェイントを仕掛けて相手選手を置き去りにするシーンも多いですが、それ以上に相手との駆け引きの中で身体を巧みに使ってドリブル突破するシーンも多く見受けられます。
そのようなシーンで特徴的な動きが、「上半身の使い方」です。
トップ選手の動きを分析していても共通していることは、「しなやかに上半身を動かすことができている」選手が非常に多いということです。
上半身をしなやかに動かすことで、スピードを落とさずドリブル突破できていたり、動き出しの速度を高めることができているのです。
上半身をしなやかに動かすためには、肩甲骨・肋骨・背骨の柔軟性がとても重要になります。
高いテクニックやボールコントロールなどのスキルを発揮するための土台には、上半身の柔軟性や身体の使い方といった「身体のしなやかな動き」が影響を与えます。
現状のプレーに課題を感じている選手は「上半身の動き」にまだ伸び代があるかもしれません。
なかなかドリブル突破できないという選手は、足元だけでなく上半身の動きにも目を向けてみてください。
相良郁実
追伸1
今回の記事では、どのような動きがドリブル突破に必要なのかを紹介しましたが実際のトレーニングでどんなことをしているのか気になる方はこちらの記事をお読みください。