トップアスリートが、お腹をほぐす理由とは?

CO4 コンディショニング

スポーツ選手の抱えている課題は多岐にわたります。

パフォーマンスに直接影響を与えるような悩みもあれば、些細な悩みが間接的にパフォーマンスに影響を与えているケースもあります。動きの課題であれば、『自分の思うような動きを体現できない』ということに悩む選手は多いです。

お腹の硬さは、そのようなパフォーマンスを阻害する因子として影響を与えます。身体の痛みや違和感の要因となるだけでなく、動きの課題ををつくりだすこともあります。

お腹をほぐす理由

結論からいうと、パフォーマンスを阻害する因子になるからです。

お腹に関わる組織は数多くあります。

  • 内臓
  • 筋肉
  • 血管
  • 神経

などなど。

様々な組織が複数に絡み合っているので、一部分の硬さが連鎖的に影響を生み出す可能性もあります。

例えば、消化に負担をかけるようなお菓子を毎日食べていると腸周りの硬さに繋がり、腸の奥にある筋肉の硬さを生み出すこともあります。深層の筋群が働きにくい身体環境になると呼吸などにも影響を与えます。

このように連鎖的な硬さを生み出すと、身体機能や連動性を発揮することが難しくなり身体の動かしにくさや、動きの中での硬さにつながります。高いパフォーマンスを発揮し続けようと考えたときに、このような硬さの連鎖はパフォーマンスを阻害する因子になります。


トップアスリートの選手は高いパフォーマンスを発揮し続けられるように身体の中心部分に位置する「お腹」をほぐしているのです。

高いパフォーマンスを発揮するための身体環境を整えるために、お腹の硬さを取り除くことは有効な手段です。

お腹をほぐす、11のチェックポイント

  1. 股関節に違和感がある
  2. 膝周りに違和感がある
  3. 背中・腰に違和感がある
  4. 身体が力みやすい
  5. 前モモが疲れやすい
  6. スネ前が張っている
  7. プレッシャーのかかる試合の前後
  8. 身体が重い
  9. 身体の疲労が抜けない
  10. なかなか夜眠れない
  11. 朝起きて身体が重い

身体に違和感や痛みがあるときだけでなく、疲労が抜けないとき、身体が重たいときのリカバリーとしても有効です。習慣的に実施していると硬さに気づきやすくなるので、導入では就寝前に実施することがおすすめです。

お腹ほぐしの方法

  1. うつ伏せで、お腹の下にボールを入れる
  2. 自分の体重を利用して、ボールの上で脱力する(頭部〜足先まで)
  3. お尻や背骨を揺する
  4. 深呼吸をする
  5. 3.4の繰り返し

方法としては、簡単です。

初期段階では、肘をついて気持ちいいと感じる程度に実施。
慣れてきたら、手に額をつけて気持ちいいと感じる程度に実施。
ボールの硬さや大きさは当てる部位の硬さによって調整すると効果的です。

硬いかどうかは、痛みがあるかないかで簡易評価できます。


注意点としては、
・肋骨に当たらないように注意すること
・痛みを伴う場合はタオルなどをかけて緩和させること
・気持がいいと感じる程度に実施すること

最後に

お腹は複数の組織が絡んでいるため、硬くなる原因も様々です。この時期だと忘年会などによる内臓疲労からお腹が硬くなるケースも多々あります。

『お腹』は、様々な問題を解決していく際にチェックして欲しい場所です。痛みや違和感がある場合だけでなく、パフォーマンスレベルでの向上、改善を図る取組みののときでも意識してチェックして欲しいポイントです。

パフォーマンスを高めるのは、他でもなくあなた自身です。

相良郁実


追伸

Lograrでは、サロンでしかできないトレーニング方法ではなく選手自身がどこでもできるセルフチェックやセルフケアの考え方も必要に応じて指導しております。毎週トレーニング指導を受けていても、それは1週間のなかのたった1時間。パフォーマンスを高めるのは、トレーナーではなくあなた自身です。

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