連戦になると必ず前モモが疲れるあなたへ

TR30 トレーニング

大きな怪我には必ずその予兆があります。
その予兆とは身体的・精神的なものなど様々です。

その中でも大きな怪我やパフォーマンスに影響を与える因子としてあげられることが、「疲労の蓄積」です。

疲労が溜まり続けて回復することができずに、いつもと同じようにプレーを繰り返す。その結果筋肉が伸張しきれず肉離れを起こし怪我を誘発させてしまったり、いつもなら反応できるボールへの反応が遅れ大きなミスを起こしパフォーマンスの低下に繋がったりします。

怪我をしていない選手にも、どこに疲労が溜まりやすいのかというのは選手も把握しておくべきことだと考えています。自分自身の状態を把握することで対策は取れます。

サッカー選手の悩みでも多いのが「前モモの疲労蓄積」です。

普段は疲労の蓄積を感じにくい選手も、連戦になると必ず前モモが疲れるという選手も少ないです。

この記事が、前モモに疲労が溜まりやすい選手の解決の糸口になればと思います。

前モモとはどこか。

ここでは太ももの前面に位置する筋群を全体を「前モモ」と表現します。
筋肉でいうと大腿四頭筋です。

前モモの疲労が溜まる原因

疲労の溜まる原因は、「過負荷」と「リカバリー不足」です。

過負荷 ⇨ 負荷を全身に分散
リカバリー ⇨ 日々の微細な組織損傷の回復力向上

このように一部分にかかる負荷を分散し、全身に分散された疲労を回復し続けることができれば疲れにくい身体をつくることが可能となります。

言葉にすると簡単ですが実際問題はそう簡単にはいきません。
では、どのように過負荷を防ぎ回復力を高めるか。

過負荷を防ぐ

過負荷というのは、負荷がかかりすぎていることを意味します。

負荷には、「競技中にかかる負荷」と「競技以外の場面でかかる負荷」の2種類の負荷が存在します。なので、過負荷を防ぐという点では実際のプレーをしている時間だけに目を向けるだけでは不十分です。

競技中にかかる負荷

競技中にかかる負荷を軽減していくためには、「連動性」がキーになります。

前モモの筋肉には、ブレーキ作用がありストップ動作や切り返し、キックの際など様々な場面で働く筋肉です。サッカーだとストップや切り返し、キックなどプレーが多くなるので疲労が起こりやすい部位とも言えます。この様々なプレーの中で、前モモの負担割合が大きくなれば前モモに疲労が起こります。

身体の部分的なつながりではなく、全身のつながりを強化し全身の連動性を高めれば過負荷は分散されます。

具体的には、ストップ動作の際に前モモの負担割合を軽減するために前モモだけを鍛えるのではなく以下の部分にも目を向けてトレーニングを実施します。

  • 背骨のしなり
  • 肋骨の動き
  • 骨盤の動き
  • 重心コントロール
  • 足裏の柔軟性とセンサー機能向上

あくまで一例ですが、このように様々な動きを引き出し連動性を高めていくことで、競技中の負荷を軽減させることが可能となります。

競技以外の場面でかかる負荷

そもそもスポーツしている時間よりも、スポーツしていない時間の方が長いのでこの“競技以外の時間”に目を向けることは重要な視点になります。

では、どのようなタイミングで前モモに負担がかかるのでしょうか。
様々ありますが最も影響を与えるのが、「立っている」ときです。

何も意識せず立っているときに、無意識に前モモの負担割合を大きくして立っている選手も多いです。この「立つ」という動作ですら、必要以上に前モモを使いすぎてしまっていると競技中ではさらに負担をかけてしまいます。

前モモに無意識的に力が入りやすい選手の特徴は、立っているときの姿勢がやや前傾していることです。前方に身体が傾けば、どこかが支えにならなければ身体はその場から動いてしまいます。そのときに支えとして働くのが前モモの筋群です。

立っているだけでも、前モモの負担をかけすぎていると疲労は溜まりやすくなります。

ここでは、「重心位置の修正」がキーになります。

重心位置の修正しすることで、骨や関節のつながりを利用し前モモの負担を減らすことができます。

負荷の積み重ねによって起こる「過負荷」が前モモの疲れる原因ですが、その負荷の中身を分解することで負荷を分散させることができます。負荷の分散は、疲労の軽減だけでなくハイパフォーマンスを発揮する身体条件にもつながります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

追伸

重心位置の修正は、成長痛などで悩む選手にも必須改善ポイントです。

Lograrのトレーニングサポートでは、重心位置や呼吸などの繊細な感覚まで目を向けてトレーニングを実施します。トレーニングご希望の方は下記から。

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