ケガをしてもパフォーマンスを高めることができる理由

アイキャッチCO1 コンディショニング

ケガをすると、誰しも焦りや不安感などに迫られてしまうものです。
1日でも早く復帰して、1日でも早く試合で活躍したいと思っているからです。

先日関わり始めた選手から「ケガをしてよかったと思えました。」という言葉をかけていただきました。

その理由はケガをしたからこそ見える景色があり、ケガをしたかこそ向き合うことができた伸び代があったからです。


ケガをしたという一見最悪に思える状況の中でも、その状態を利用してパフォーマンスを上げることも可能だということを記事にしました。

ケガをした事実

けが人
1st STEP :現実を受け入れる

まずはケガしやことを受け入れる。
このケガをした状態を逆手に取る、利用しようと考えるためにはケガしたことを受け入れなければいけません。

しかし、この受け入れるという作業は想像以上に難しいです。

選手によって様々なバックグラウンドがあり、ケガをしたタイミングや程度によりここを乗り越えるハードルは変わります。
僕自身、過去に3度手術を経験しましたがケガや病気と向き合うまでの時間はとても長かったです。

ケガをしたシチュエーションは、様々ですがケガをしたということは事実です。
当たり前ですが、事実を認めないとなかなか前に進めないです。

時計の電池が切れて針が止まった時に、電池切れてないよと言い張っても時計の針は全く動きません。

なのでケガをしてしまった場合は、前に進むためにケガをした事実を受け入れて次に進むための取り組みに目を向けるべきです。

ケガと向き合う

2nd STEP :ケガと向き合う

ケガをした→受け入れる→分析する→治療・リハビリ・トレーニング→復帰
(大まかな復帰までの流れなので、細かいところは省略しています。)

この「受け入れる→分析する」という部分にパフォーマンスを高めるヒントが隠されています。

どのようなケガにも、ケガを起こした理由があります。
その理由こそが新たな伸び代を見つけるヒントになり、この戦線から離脱している期間を最大限に利用するために重要な部分です。

(突発的に起きてしまった外傷といわれるようケガを除いて、成長痛や捻挫、肉離れなど繰り返しのストレスによって生じたケガを対象に説明しています)

どのように分析していくのか

では、実際どのような分析が必要でしょうか?

実際の選手を例にとって説明していきます。
サッカーの試合で、相手ディフェンスの裏を抜けてトップスピードになったときに裏モモを負傷した選手。

この選手の場合は、

苦手なプレー
トップスピードまでにかかる時間が長く動き出しが遅い
相手選手に背を向けたプレーが苦手
簡単に相手に吹き飛ばせれてしまう

得意なプレー
前を向いてボールを持てば仕掛けられる
トップスピードに乗れば勝負ができる
左右の足でシュートができる

などなど。

  • ケガをした状況
  • その週やその日の過ごし方
  • 普段のプレースタイル
  • 普段感じている不調
  • 生活習慣
  • 得意なプレー
  • 苦手なプレー

などなど。
これだけではないですが様々な情報の中から、その選手の伸び代を見つけていきます。

この選手の場合は、上半身(特に肩甲骨)の硬さに大きな伸びしろがあるということが予測されました。



実際、トレーニングしてみると選手自身が自身の硬さや身体を扱う難しさに驚いてました。

自分の課題に出会い、自分の伸びしろを見つけることがケガをしたことがきっかけで発見されました。

最後に

ケガをした選手は復帰に向けて必死に取り組みます。
復帰までの時間までも重要ですが、その内容も重要です。

ケガをした原因はさまざまですが、どんなケガにも必ず原因があります

その原因に目を向けないと、再発予防やパフォーマンスを高めることは望みにくいです。

「ケガをして復帰するために筋トレ・体幹・ストレッチしています!」

これは何のためですか?
どのプレーにつながってきますか?

同じトレーニングでも、何を意識して行うのか、何を目的に行うのかでトレーニングの効果は変わります。
質の高いトレーニングには、その分析が必要になります。

ケガをした時には、

ケガをしたことを受け入れて(1st STEP)
ケガと向き合う(2nd STEP)

この2つを意識して向き合うことが「ケガをしていてもパフォーマンスを高める」ために必要なことだと考えています。

パフォーマンスを高めて復帰したい選手は、自分自身のプレーや生活習慣に目を向けることで新たな可能性が見えてくるかもしれません。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。


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